今年の夏はほんとに暑かったですね〜!そんな猛暑の2024年8月24日、日産スタジアムで開催された藤井風さんの『Fujii Kaze Stadium Live “Feelin’ Good”』初日公演がYouTubeで生中継されて、ファンにはたまらないひとときでした!アーカイブ配信は当初8月26日までだったんですが、あまりの反響により先日まで延長されていましたね。おかげで何度も何度も観られて、大満足でした〜!本当にありがとうございました❤
そしてさらに嬉しいお知らせ!この大成功を収めた日産スタジアムのライブが、今年のクリスマス、12月25日にBlu-rayでリリース決定です!2日間で14万人が来場し、DAY1の生中継は28万人が視聴するなど、大盛況だったこのライブ。もう買わない理由が見つかりませんね!
2021年の、コロナ禍で開催された無人の日産スタジアムライブが懐かしい・・・。これも良いライブでした。。。あれから、どんどん人気度がアップしまくって、今となっては世界のフジーカゼーになっています〜!今回の日産スタジアムライブは、この2021年9月4日の日産スタジアム無観客ライブ無料配信の感動が再び蘇るようなオープニングが印象的でした。実に実に、熱いライブでした。
藤井風さんと言えば、3年前に『特にない』という曲にはまってしまい、死生観について書かせていただいたブログがございます。↓コチラ
あれから3年、ますます魅力的な存在になっていらっしゃいます。
こんなブログも書いていたなぁ。。。↑よかったらご覧くださいませ。2022.12.22の夏至・・・。なつかしいですね〜♪
もう、ライブに行く元気や体力がない・・・なんて弱気になっていたのですが、このライブ配信をみたら再び感動、ああ、やっぱライブ行きたい〜〜行っておけばよかった、、、なんて後悔するのもつかの間、すぐにアジアツアーが発表されたので、これはもう、もう、行くっきゃないでしょ〜!!
そ〜し〜〜て〜〜〜始まりました!Best of Fujii Kaze 2020-2024 ASIA TOUR〜!!とうとう、重い腰あげて、初ライブ参戦ですよ〜。チケットとりから、もうワクワクドキドキがとまりません。海外チケッティングも初体験。ありがとう風さ〜ん、ハートに火がつきました〜〜!
10月26日(土): シンガポール・シンガポールインドアスタジアム
藤井 風 OFFICIAL SITEより
11月2日(土): クアラルンプール・アシアタアリーナ
11月9日(土): バンコク・インパクトアリーナ
11月10日(日): バンコク・インパクトアリーナ
11月16日(土): 台北・台北アリーナ
11月17日(日): 台北・台北アリーナ
11月20日(水): 成都・金融城公演センター
11月23日(土): 上海・メルセデス・ベンツ・アリーナ
11月24日(日): 上海・メルセデス・ベンツ・アリーナ
11月30日(土): ジャカルタ・ビーチシティ国際スタジアム
12月4日(水): 香港・アジアワールドアリーナ
12月5日(木): 香港・アジアワールドアリーナ
12月10日(火): マニラ・SMモールオブアジアアリーナ
12月14日(土): ソウル・高尺スカイドーム
10月26日、まだ日産スタジアムの感動が冷めやらぬタイミングで、もう、アジアツアー初日を迎えましたよ〜。
今回は客席から現れる演出はないですね(笑)貴重なOPENING動画、投稿者の方、ありがとうございます。Youtubeに、た〜っくさんの動画があがっているので、見漁っております❤ライブ行くのに、事前にコンテンツ知ってしまうことって、もう自然なことなんですね・・・(笑)むしろ、予習して挑めるので、ワクワクしています〜。
4K動画。。。こんなにキレイに撮影できるのですね〜。Size Chenさん、Thank you very much♪
ここ何年かはコロナ禍もあって、久々の海外旅行です。コロナもいまだなんか言ってる中ですが、円安もあったり、なかなか海外に出るエネルギーがなかったのですが、このライブ配信が私のハートに火をつけ、海外旅行となります〜。まだまだ弱っている場合じゃないよね、風さーんのおかげ〜〜!
ところでコロナ禍以降はネット配信など、韓国エンタメを観まくっている日々ですが、先日アマゾンでふと配信されて観てしまったのがこれです。
拉致問題もう長すぎます😭本当にどうなっているのか、なんとかしてほしいです。また、最近の北朝鮮の動きもあり、ロシアへの支援として3000人もの兵士を派遣し、ロシア側が北朝鮮の砲弾に頼っている現状もあるとか。。。ロシアとの関係性が注目を集めているようです。
脱北者の多くは韓国をはじめ、日本やアメリカ、ヨーロッパなどに居住しています。2018年時点では、韓国に定着した約3万1500人の脱北者が韓国国民として認められているようです。
しかし、韓国政府が北朝鮮との融和政策を取るたびに、脱北者は韓国内で「邪魔者」とされることが増え、強制送還や脱北妨害といった差別や人権侵害も深刻化しているとか。日本人として、知ろうとしないと知り得ない情報だらけで、調べていくうちに、身近にある闇や生き地獄に触れて、辛い気持ちになりました。
そして、このニュースを観てしまいました。
北朝鮮による拉致被害者である蓮池薫さんがFNNのインタビューに応じ、横田めぐみさんが1990年頃と1994年頃に、北朝鮮から日本への帰国を試み、万景峰(まんぎょんぼん)号に乗ろうとしたことを明かしました。ええ〜〜〜〜〜!!もしそれが叶っていたら😭お父様の横田滋さんと会えたはずです😭
お母様の早紀江さんも、御年88歳、めぐみさんも60歳の還暦・・・。ぜひ命あるうちに会ってほしいと願う人は私だけではないです。。。
日本人拉致問題もひどいですが、まだまだ、まだまだ、いろいろな闇があります。ジャニーズ性加害問題も明るみとなり、いま全米ではディディさんのニュースが話題です。これもまた落ち着いたら、じっくり調べてみたい気持ちです。
そして、アマゾンプライムでめぐみさんの映画をみたこともあり、おすすめされたと思われるのが、ヤン・ヨンヒ監督の映画でした。
ヤン・ヨンヒさん(梁英姫)は大阪生まれで、在日朝鮮人としての体験をもとに『ディア・ピョンヤン』や『かぞくのくに』といった映画を制作されてきました。
ご両親は朝鮮総連の幹部として活動され、現在は他界されていますが、ヤン監督もまた民族教育を受け、さまざまな苦悩を抱えながら歩まれてきた人生が背景にあります。
そして初めてしった『帰還事業』という言葉。1959年から1984年まで、日本に住む在日朝鮮人の方々が北朝鮮そして出会った言葉が『帰還事業』。1959年から1984年まで、日本に住む在日朝鮮人の方々が北朝鮮へ移住し、永住帰国するために行われたプロジェクトで、当時朝鮮総連が主導して北朝鮮への移住を推進し、約9万3,000人が日本を離れたそうです。その中には、朝鮮人と結婚した日本人妻として約1,800人も含まれていました。
ヤン監督はこの事業を『人間プレゼント』と表現されていましたが、ヤン監督の両親は朝鮮総連幹部。それはまるで日本の徴兵の「赤紙」のように、ある意味で一方的に指名されたものだったようです。
日本人妻について調べていたら、斎藤博子さんの記事を見つけました。朝鮮総連の関係者に「なんの心配もなく暮らせる」「病院に行ってもタダ」と言われ、北朝鮮への渡航を決めたそうです。
1961年6月、新潟港から出発し北朝鮮に着いた斎藤さんが目にしたのは、痩せこけた現地の人々の姿でした。着いてすぐ体育館のような施設に閉じ込められ、トイレも風呂もない厳しい生活が始まったといいます。
食料の配給はわずかで、ご主人配給される食料は少なく、夫も結核で亡くなりました。斎藤さんは6人の子どもたちを抱え、生活のために銅線を盗んで売る日々を送ったといいます。しかし2001年、彼女は脱北して日本に戻ることができました。
北朝鮮には、日本に帰りたくても戻れない日本人がたくさんいます。ニュースで時折取り上げられてはいたものの、今日まで深く考えることもなく過ごしてきた自分に気づかされます。
この「帰還事業」は、1950年代から1984年まで、日本と北朝鮮の赤十字社が進めたものでした。当時、在日朝鮮人は日本で差別を受けるなど生きづらい状況にあり、多くの方がこのプロパガンダに希望を託したのでしょう。
当時、日本人妻たちには「3年で日本に戻れる」と言われていたそうです。1960年に帰国事業で北朝鮮に渡り、2003年に脱北した川崎栄子さんは、この帰国事業を「国家的な詐欺であり、拉致だった」と語っています。正確な情報が伝えられないまま進められたこの計画に対して、彼女がこう感じるのも無理はないでしょう。
川崎栄子さん、街録チャンネルで見つけました。この問題の解決に向けて大きな課題のひとつは、帰還事業についての認知が非常に低いことではないでしょうか。
日本では拉致問題に注目が集まり、この問題は影に隠れてしまった感があります。この現状をもっと多くの人に知ってもらい、意識が変わらなければ、なかなか前に進めないように感じます。
当時、朝鮮総連が推進していた帰還事業でしたが、関係者の多くは移住せず、一部の家族だけが送り出されるケースもあったといいます。実際に、朝鮮総連幹部を親に持つヤン・ヨンヒ監督のご家庭でも、3人のお兄様の移住について、赤紙と言っていたのはこのことだったのかなと思いました。
「地上の楽園」「税金なし」「医療費も教育費も安心」といった宣伝文句が広がり、日本で差別や就職難を経験していた在日朝鮮人の方々にとっては、北朝鮮への移住が希望に見えたのかもしれません。それが現実とは大きく異なっていたことが、今改めて明るみに出ています。
そこで、なぜ韓国ではなく北朝鮮を選んだのか、といったことが気になっていたら、済州島四・三事件 ってのがあったんです。知りませんでした。。
ヤン・ヨンヒ監督のお母様は生まれは日本ですが、チェジュ島出身だったそうです。そして、一時帰国中におこったチェジュ島の悪夢、済州島四・三事件の被害者となったわけです。
済州島四・三事件は、1948年に韓国の済州島で起きた島民と韓国軍・警察との衝突から始まった、大規模な弾圧事件です。光州事件よりも前に、このような悲劇が起きていたのですね。島民が虐殺されたり村が焼き払われたりし、推定で少なくとも1万4,200人が犠牲となり、全体では約2万5,000~3万人が亡くなったとされています。この事件により、多くの住民が恐怖から島を離れ、日本へ密かに渡航する人も増加したそうです。
ヤン・ヨンヒ監督のお母様も、第二次世界大戦中の関西の空襲から一時的に故郷の済州島に疎開していましたが、そのときにこの事件を体験されました。命がけで日本に戻ることとなり、事件への思いから韓国を嫌い、迷うことなく北朝鮮に期待を寄せて生きるようになったことに、納得できました。
でも、皮肉にも北朝鮮に大事な息子3人を奪われるかたちになりました。ぜひ、アマゾンプライム会員の方はみていただきたいドキュメントです。
これをみたら、和やかな関西の家族の日常。『ディア・ピョンヤン』は、日本で生まれ育ったコリアン2世のヤン・ヨンヒ監督が、朝鮮総連の幹部として自らの一生を”祖国”に捧げる父親の姿を10年間に渡って記録し続けたドキュメンタリーです。ヤン・ヨンヒ監督は4兄妹の末っ子として生まれ、3人の兄が北朝鮮へ移住されました。
続けて『愛しきソナ』は、北朝鮮に行った3人の兄とその子どもたち、特に姪のソナにフォーカスを合わせたドキュメンタリー作品です。
最後の『スープとイデオロギー』は、ヤン・ヨンヒ監督のオモニ(お母さん)がメインとなっています。この3部作をぜひ、この順番でご覧になっていただきたいと思いました。
こちらは現時点で有料コンテツですが、こちらも観ていただきたいです。
安藤サクラさんが、ヤン・ヨンヒさんということになります。こんな悲しい現実があるものか、まさに事実は小説より奇なりです。数奇な人生と思ってしまいますが、このような方々がたくさんいるんです。。。
NHKで『オモニの島 わたしの故郷 〜映画監督・ヤンヨンヒ〜』という特集があったようです。
NHK Worldでは英語配信となりますが、まだ観られるので、ぜひご覧いただきたいです。観た後に心に残るのは、ヨンヒさんの数々の言葉です。
映画を発表したことで、ヨンヒさんは現在北朝鮮への入国を禁止されています。きっと苦渋の決断だったと思いますが、もう秘密にはしておきたくなかったとおっしゃっています。
また、北朝鮮を訪れて多くの素敵な人々と出会い、その人たちの人生を独り占めにせずシェアしたい、そして、その方々の人生をなかったことにはしたくなかった。
どの人生にも大きな意味があり、一生を振り返れば、みな同じ人間なんですねぇ。。そう感じてしまいました。
また、オモニ(お母様)の葛藤や強さも胸に迫りました。差別や迫害に苦しみながらも、故郷への強い思いを持ち続けた彼女の気持ちには、深く共感しました。最後の希望を託した北朝鮮に対する強い思い、信じることを諦めきれない姿が胸を打ちます。
もしかしたらエゴかもしれませんが、それが彼女を支えてきた、つまり良かれと思ってやってきたことが間違いだったとは簡単に認められなかったのかもしれませんね……。
映画を観ていると、お父様に従う母の姿が浮かぶかと思いきや、実際には逆だったのだと気づかされ、改めてオモニに思いを馳せました。
厳しい現実に直面していたオモニですが、明るく気丈に振る舞い、北へ渡った息子さんたちに仕送りを続ける姿に、母としての熱い親心が私の心に強く残りました。
ヨンヒ監督も、映画製作を通して両親に対する複雑な思いを抱えながらも、歴史を学び、お母様の気持ちに触れて共感し、涙を流されていました。
私たち人間は、ただ愛する家族に、愛し愛され、平和で安心できる生活を送りたいだけです。朝鮮総連幹部、と聞くと恐ろしい印象があったのですが、この映画を通じて、ただ愛し愛されたいと願う優しい人たちがいただけだと分かりました。
私が青春時代に失恋や就職活動、結婚や妊活などで一喜一憂している時、お隣では生きるか死ぬかの状況で必死に生きる人々がいたと知り、ただただ震える思いです。調べていけばいくほど、YouTubeでいろいろな情報を得ることができました。
帰還事業で、日本から北朝鮮に渡った後、脱北して韓国で暮らす5人が、北朝鮮に対して損害賠償を求める訴訟を起こしましたが、ソウル中央地裁は訴えを認め、北朝鮮に対して1人当たり1億ウォン(約1100万円)の支払いを命じたとのこと。
しかし、1100万って安すぎますよ〜。また、実際北朝鮮は払えないとの見込み・・・。でも、お金の問題だけではないです。この行動をおこして、勝利を勝ち得たことがすごいことなんだ、と思いました。大きな前進かもしれません。
この方の話も興味深く、面白かったです。金柱聖(キムジュソン)さん、非常にわかりやすく聞きやすい話し方です。とても穏やかな雰囲気もあり、2度も脱北されたなんて、そんな過酷な話と雰囲気が似合わない、方でびっくりでした。ご著書も気になりました。
街録チャンネルって、ほんとにすごいです。脱北者にも、それぞれいろいろなドラマがあり、脱北成功者から聞ける生の声、それがこうやってYoutubeで観られる時代が来たんですね・・・。
脱北してYoutuber・・・、Youtubeって、ほんとすごい・・・。そして、こんなインタビューとれる街録チャンネルさんも、やっぱりすごいです。こうやって、メディアに出まくって、知ってもらうことが1番の解決への鍵なのかもしれないと思うばかり。
多くの方に知られて、そこから人々の意識が変わっていく、そういうところからじわじわ変わって行くと信じています。同性愛者に対する意識も、今は大きく変わっています。少しずつ、少しずつ、私達はみな同じ人間なんだってことです。
ジャニーズ問題も、いま全米で話題のディディ問題も、少しずつSNSやメディアを通じて、人々の意識が変わって、泣き寝入りしていた方も、墓場まで持って行こうとしていた方も、明るみに出して手放して軽くなってほしい・・・。
『トゥルーノース』この3Dアニメ映画も残酷でした。2020年に制作された日本とインドネシアの合作アニメーション映画で、在日コリアンとして生まれ育った韓国系日本人の清水ハン栄治が脚本・監督を務めています。
なぜインドネシア?って思ったのですが、コストを下げるためにインドネシアに移住し、現地のアニメーターと作業を進めていったそうです。
この作品は、北朝鮮の強制収容所に囚われた家族を描いています。物語は、在日朝鮮人の帰還事業で1960年代に北朝鮮に渡った在日朝鮮人の夫婦と、その子供である兄妹ヨハンとミヒを中心に進みます。ある日、父親が政治犯の疑いで逮捕され、母親とともに強制収容所に送られることになり、そこで地獄のような凄惨な生活を送ることになるのです。観ていて、本当に胸が痛みました。
在日朝鮮人の方々が抱える深い悲しみや、過酷な運命を思うと、どうしてこんなことが起きてしまったのかと感じずにはいられません。現在、万景峰号は入港禁止となり、韓国との国境も見通しが良くなるように木々が伐採され、住宅も立ち退きさせられているため、脱北は今や非常に困難とされています。
このドラマも、シーズン2が出て、早く観たいです。また、アップルTVに加入せねば^^; パチンコという娯楽も、歴史的背景には在日朝鮮人がいます。戦後、日本の経済が困難な時期に、在日朝鮮人がパチンコ業界に進出し、店舗を運営するようになりました。現在は日本人もいますが、ルーツはここだったのかなと思っています。
こうなったらと、北朝鮮に関する動画をたくさん観ました。こちらは、ロシアの監督ヴィタリー・マンスキー氏が制作したドキュメンタリー映画です。北朝鮮の一般家庭の日常を描いていますが、実際には北朝鮮当局が演出した“理想的な生活”が映し出されています。これはまさにプロパガンダ映画ですね。
こちらもプロパガンダ的な映画で、『ワンダーランド北朝鮮』も気になって観てしまいました。韓国籍だったチョ・ソンヒョン監督は、北朝鮮の現実を探るために、韓国籍を捨て、ドイツのパスポートを取得して北朝鮮での映画制作を敢行しました。韓国籍では入国できないそうです。
監督が目指したのは、独裁や核開発だけで語られるイメージとは異なる普通の人々の姿を映し出すことです。エンジニアや兵士、農家、画家、工場労働者など、日常の北朝鮮の人々を取材し、多面的な視点でこの国の内側を描こうとしました。
ただ、これらの映像を見てやはり違和感を感じました。作られた感があります。行き交う人々の表情が乏しく、笑顔がなく、無気力で、日焼けしている方が多いと感じました。思考停止したような植物人間的雰囲気が漂い、どこか恐ろしい印象を受けました。
こちらの書籍も友達に紹介してもらいました。『北朝鮮に出勤します―開城工業団地で働いた一年間』は、20代の韓国人女性が開城工業団地で経験した特別な1年間を綴ったノンフィクション作品です。
この本は、南北経済協力事業の象徴であった開城工業団地での日常を通して、北朝鮮の人々の素顔や、分断された朝鮮半島の現実を生々しく描き出しています。
著者の特異な経験
著者は毎週月曜の朝、ソウル市内からバスに乗り込み、軍事境界線を越えて北朝鮮に出勤するという、他に類を見ない通勤を経験しました。平日は北朝鮮の職員たちと仕事をし、週末は韓国に戻るという生活を1年間続けました。
北朝鮮の人々の素顔
著者は北朝鮮の人々との交流を通じて、彼らの日常生活や考え方を間近で観察しました。特に印象的なのは、北朝鮮の若い女性たちの生活が、著者の祖母の世代の苦労と変わらないと感じたことです。23歳の北朝鮮の女性の日常が、100歳を超えているはずの著者の祖母が若かった頃の日常と重なって見えたのです。
体制下での人々の振る舞い
著者は北朝鮮の人々の行動パターンにも注目しています。
- 一人でいるときは純朴そうに笑いながら頭を下げてあいさつする
- 二人以上になると目を伏せて無表情で通り過ぎる
これらの行動は、北朝鮮の厳しい体制下での生存戦略を反映しています。著者はこの観察を通じて、北朝鮮の人々が置かれている状況をより深く理解するようになりました。
著者の願い
著者は、このような状況下で生きる北朝鮮の人々に対して深い共感を示しています。そして、南北の人々が互いに傷つくことなく、誰がそばにいようと心から歓迎し、笑うこともできる自由が訪れることを願っています。
この本は、開城工業団地という特殊な環境を通して、分断された朝鮮半島の現実と、そこに生きる人々の姿を鮮やかに描き出しています。読者に北朝鮮の人々への理解を深めさせるとともに、平和と自由の大切さを考えさせる貴重な作品と言えるでしょう。
また、話は変わりますが、先日シーズン2として出てきた、ネットフリックスにて京城クリーチャー2をみました。そして、これも現実に基づいた、闇の元ネタがあることを知ってしまいました。731部隊をご存知でしょうか。
第二次世界大戦中の大日本帝国陸軍に存在した731部隊は、満洲に拠点を置き、兵士の感染症予防や給水体制の衛生管理に関する研究を主要な任務としていましたが、同時に細菌戦で使用する生物兵器の研究や開発も行っていたと伝えられています。その任務の一環として、人体実験や生物兵器の実戦的な使用が行われていたとも言われています。
94歳の元少年隊員、清水英男さんはまだご存命で、このような番組を見つけました。清水さんの話を聞いて、まさにドラマのシーンを思い出しました。その時、初めて気づきました。この話だったのかと…。
薬害エイズ事件の旧ミドリ十字(現・田辺三菱製薬)は、元731部隊の軍医が設立した製薬会社で、多くの731部隊関係者が勤務していた背景があるそうです。
また、厚生省の国立感染症研究所の歴代所長の中には、731部隊に関与した人物がいたとされています。この歴史を振り返ると、日本にはいまだに戦争時代の負の遺産が残っており、向き合うべき課題があると感じます。
1989年、国立感染症研究所の工事現場で20年以上前の人骨が60体以上発見され、マスコミでも大きく報じられました。この場所はかつて731部隊に関わる旧陸軍軍医学校があった跡地で、見つかった人骨は生体実験の犠牲者ではないかとされています。
鑑定によると、複数のモンゴロイド系人種の骨が含まれ、手術痕やホルマリン処理の跡も残っていたとのことです。ぎゃ〜〜〜、京城クリーチャー〜〜〜〜〜😱
731部隊の元隊員たちは、被験者として拘束された朝鮮人や中国人などの捕虜を「マルタ」と呼び、人体実験の対象にしていたとされています。このような呼称は非常に残酷で、人間としての尊厳を踏みにじる行為です。
そして、先日何気なく観ていた際に、731部隊の話が出てきて「マルタ」という言葉が使われていました。まるで常識のように話されていたので、知らないのは日本人だけなのかと感じました。
731部隊についてYouTubeで検索すると、さまざまな動画が出てきましたが、いずれも海外のものでした。この背景を知った上で「京城クリーチャー」を観たら、震えが止まらないかもしれません。
また、パク・ソジュンさんの対談を見ていたら、このドラマは当初日本で配信予定がなかったものの、日本で人気の俳優が主演していたことから配信が決まったそうです。しかし、731部隊について知っている日本人はあまりいないため、そんな馬鹿なことがあるのかと流してしまうと思います。皆さんは、ご存知でしたか?
それ以前に、ハン・ソヒさんのなんか炎上とか、色々あったのはこれが理由だったんでしょうか。あまりよく調べておらず、なにかといろいろ問題があった作品なのかもしれません。
とにもかくにも、私たちは皆同じ人間です。白人、黒人、黄色人、在日、北朝鮮、脱北、移民、難民、すべて同じ人間です。愛し合い、愛される存在なのです。愛の存在です。愛した感じたくもない・・・♪
愛しか感じたくもない
もう何の分け隔てもない
まとめてかかってきなさい
今なら全て受け止めるからUh で 一体何がほしいわけ (yeah, uh)
誰に勝ちたいわけ (ayy-yeah, yeah)
なかなか気づけんよね
何もかも既に持ってるのにね (ayy)花祭り 夏祭り
何でも好きに選びな
あなたの心の中咲かせな (えいっ)
秋祭り 冬休み
その閉じた心 今こじ開けな
あっけーな
ラッセーラ祭り 祭り
毎日愛しき何かの
祭り (yeah) 祭り
あれもこれもが大当たり
比べるものは何もない
勝ちや負けとか一切ない
ない ない (ay, ay)(Ooh ah-ah) 何も知ったこっちゃない (ないないない)
(Ooh ah-ah) 好きにしてください
(Ooh ah-ah) 何も知ったこっちゃない (ない)
(Ooh ah-ah) 好きにしてください僕が激しく泣いたせいで
君が派手に笑ったせいで
夏の暑さ身体を焦がして
冬の厳しさ骨身に沁みた真っ平らに生きられたら
真っ直ぐにそこへ行けたかな
っしゃ今なら遅くはねーから
っしゃ っしゃ っしゃ っしゃ花祭り 夏祭り (ah)
生まれゆくもの死にゆくもの
全てが同時の出来事
秋祭り 冬休み
みな抱きしめたら踊りなさいな さいな祭り 祭り
毎日愛しき何かの
祭り (yeah) 祭り
あれもこれもが有り難し
苦しむことは何もない
肩落とすこた一切ない
ない ない (oh)祭り 祭り (yeah)
毎日愛しき何かの
祭り 祭り (ooh)
あれもこれもが有り難し
苦しむことは何もない
肩落とすこた一切ない
ない ない(Ooh ah-ah) 何も知ったこっちゃない (ないないないない)
(Ooh ah-ah) 好きにしてください
(Ooh ah-ah) 何も知ったこっちゃない(Ooh ah-ah) 何にせよめでたい (ah, ah, ah, ah)
<<藤井風 まつり 歌詞>>
さぁ、藤井風のまつりを大声で歌えば、世界が変わるような気がしてきました。『愛しか感じたこともない』『何にせよめでたい』愛でたいのです〜〜〜
さて、ここから少し韓ドラに戻しますが、、『愛のあとにくるもの』ご覧になられました?
辻仁成さんの本が原作だそう。
原作はどうなのかわかりませんが、え?終わった??あっという間に終わってしまった感じです。原作に忠実な作品なのか、脚色されているのか、一度本を読んでみたいと思います。そして、坂口健太郎さんは、韓国で人気者になっているのでしょうか。韓国の方々からすると、少しやわらかく感じるかな、なんて思っています。
こんなバラエティに出ていて、坂口健太郎さんもはや韓国でブレイク中なのでしょうか!?国家間の架け橋となって、まるっと愛に包まれる世の中を夢見ています。
ところで、このMCの方、シンガーソングライター、イヨンジさん、おもしろねーさんですね〜。声が素敵。
D.O.とのこの曲でご覧になったかたも多いかも?素敵な方ですね!D.O.もいい〜〜!かっこいい〜おふたり♪歌うまし顔よし演技よし、ないものなしだ〜〜!
そして、今晩はNHK MUSIC SPECIAL『藤井 風 ~登れ、世界へ~』は、10/31午後10時、再放送は11/4だそうです。ぜひ、チェックしましょうね〜♪会いに行きますよ、風さ〜ん♪体調整えてがんばらなくっちゃ!
寒くなってまいりましたので、皆様もどうぞご自愛なさってくださいね〜!免疫力高めて、いろいろなものを乗り越えましょう〜。
※なお、トップ画像はThomas Evansさんの作品です。ありがとうございました♪