
みなさま、こんにちは。リラグマです🧸💛ついに…ついに……韓ドラ 【ソウルの家から大企業に通うキム部長の物語】 を完走してしまいました。韓ドラでは、最終回のあとの、あのぽっかり感がありますが、このドラマは静かに染み渡る感じのエンディング、この終わり方が、本当に大好きです🥺💫思わず2ラウンド目しています。もう一度、細部まで観たい気持ち。もう大ファンです。胸の奥がじんわり温かくなるような、心地良い余韻に包まれています🌙✨
よければ前回書いたブログもどうぞ、こちら↓♥️

ところで、これは観終えた感想なので、ネタバレしまくりの投稿です。ご注意くださいね!ぜひ観終えた方と、この感動を分かち合いたいのです〜。
笑って泣いて、そしてゆるみました〜。コーチング、ブロック解放、チャクラ、ヒーリング講座などに関心がある方、まずこのドラマをぜひ観ていただきたい✨📺💫これはブロック解放ドラマでした。
そして♥セルフラブにパートナーシップの物語!あたしに会えて良かった〜、やっと自由になった〜、涙も輝き始めた〜♪藤井風の世界でもありました〜♥
バナナ🍌と副委員長と、兄の存在
ドラマは小学校時代の学級員の選挙からスタートします。あの副委員長当選エピソードには、何気ない日常のようでいて、実は大人になっても尾を引くスピリチュアルなテーマがぎゅっと詰まっているように感じます🍌✨
学級委員長には届かなかったけれど、副委員長に選ばれたあの瞬間、本命はだめだったけど、それでも副委員長当選、子どもなりの誇らしさと「認められた」という小さな光が胸の中に宿りますよね。
しかし、嬉しくてお母さんに伝えても軽く受け流され、お兄さんには半分あきれたように笑われ、そして当時は高くて、ちょっと特別な存在だったバナナと食べる兄・・・ほんの数十秒のシーンなのに、この伏線が第十話で後しっかりと回収されるんですね〜🐻💭
不動産詐欺に騙され、家族にも見放され、行き場を失って、とうとう長年疎遠となっていた兄のところへ行くしかなくなります。やぶれかぶれのキムナクス、兄にあの副委員長当選の時のことを話します。しかし、兄は覚えていないといいます。覚えているのは自分だけかと、虚しさが募るキムナクスの顔が切ない・・・。
母親は当時高額だったバナナを、兄には3本、キムナクスには2本与えました。ただでさへ1本少ない上に、学校に行っている間に兄が勝手に1本食べてしまうというお話。。。そのことを兄に問い詰めたらビンタされ、母親にはそんなことで騒ぐなと言われ、、、兄からビンタされたと訴えても完全無視・・・。
虚しそうな表情で、「そういう存在だった」と言うキムナクス・・・。これは深い闇ですよ〜。これが原体験だったんですねぇ。自己肯定感下がりますよ〜。
でも、兄にも兄の物語があるんでしょうねぇ。兄も辛酸なめてきたのかな・・・キムナクスの心の闇を察知したかのように、バナナを食べたのは自分と認めて謝ります。そして、🍌バナナを一箱プレゼントします。これで本当に、癒やされたことが伝わって来ます。
潜在意識に眠る古い感情にそっと光を当て、あの頃の自分に「ごめんなさい」と言ってもらえたことで、もう、キムナクスの心は解放されるわけです。ここから少しずつ現実の流れがふわりと変わっていくのを感じられました💖✨
私たちも、ここまで深堀りできたら、もう夜明けは近いんだろうなと思います。しかし、インナーチャイルドの傷って、なめたらかんのです・・・。本当に根深いんですよねぇ。幼少期の心のケア、、、重要になってきますよね。親業も難しいですよね💦
大人の視点で見ると、キムナクスの母親も兄もそこまで“悪意のある人”には見えません。でも、子どもからすると、深く傷ついてしまい、潜在意識の奥の奥にこの記憶が刻まれていくのですよね・・・🍃💫
副委員長になって喜んでいても軽くスルーされ、「自分の嬉しいことを受け取ってもらえなかった」「兄のほうが優遇されている気がした」「私の大事なもの🍌が奪われた」…こうした小さな傷のような記憶が層になり、恨み、憎しみ、劣等感、そそて自己肯定感の低さにつながり、不要な自己顕示欲が出てきたり・・・知らぬ間に大人の『私』の中に静かに眠り続けるんです。
そのネガティブな鬱屈した感情たちは、忘れたつもりでもしっかりと心の奥底、自分では気づかない無意識レベルのところにしかりと存在していて、ふとした瞬間にそれを感じさせる現実を引き寄せてしまう・・・。まさにスピリチュアル的にいえば、潜在意識に残った波動が人生に投影されていくという、とても興味深い学びの一つでもあります🌙✨
シータヒーリングでブロック解放などもできますが、でも、セルフでもできるはずだと思うのです。とにかく原体験が何だったかを探し出し、記憶の塗替えですよね。
私たちは、過去の些細な出来事がつくり上げた“思い込みのレンズ”を通して、今の世界を見ています🔍🌈だからこそ、当時のあのバナナのエピソードで生まれた感情が、アラフィフになっても別の形で現れて、自分をざわつかせたり、誰かの言葉に過敏になったり、思い通りにいかない現実をつくり出したりするのです。
けれど、この仕組みに気づくととても楽になりますし、スピリチュアル的な視点から眺めれば、人生が用意してくれている“解放のチャンス”とも言えるのです🌟🍀
そして、記念すべき10話で、たまたま出会った精神科との最高なトイレのカウンセリングにより(笑)一つのメンタルブロックにたどりつくわけですが、この話は次の項目でいたしますね。
また、兄との対話や、兄の会社の従業員より、兄が弟を誇りに思っているような、そんな感じも受けましたよね。兄も心の葛藤があっただろうし、弟に負けていく自尊心の崩壊や、なにげに弟に対する罪の意識などもあったんだろうなという気もします。
多くを語らずでも、弟を最大限に気遣ってフォローの手を差し伸べる数々のシーンから、疎遠になったのは自分のせいだと反省して、弟に申し訳ないことをした気持ちが大きかったのかな、、弟が訪ねてきてくれたことは喜びだったんだろうな。。。そんな感じも受けました。いやぁ、実に、うまい構成、選出、脚本だと思います。
ヘユム精神科クリニック院長
キム部長にとって、あの精神科との出会いは人生の舵をぐっと切り直す、大きな転機だったのだと思います🍃✨不動産詐欺に遭ってしまい、パニック発作をおこして精神科を探している中、よくよく騙された物件の上のフロアにあるクリニックにたどり着きます。ぐぐったらキャストのところで出てきましたが、ヘユム精神科クリニック、、、そんな院名だったんですね(笑)

また、その精神科は偶然にも境遇を理解してくれる医師で、皮肉にも同じ不動産詐欺に騙された同士(笑)職場環境などの境遇もたまたま似ているという、神様が見方についた瞬間ですよねぇ。面白かったです。そして、気分は地獄のキムナクスに一筋の光を向ける存在となった、その精神科を演じているのは、ホ・ナムジュンssi~~~。
どこかで見覚えがある役者さんと思ったら、Netflix『星がウワサするから』で宇宙飛行士のイ・スンジュンを演じていた俳優さんだった〜🚀🌙いやぁ、、このドラマも、キャストが素晴らしかった〜♪ストーリーは破天荒で、結末もなかなかで💦少しリラグマの理解を超えてきたので、こちらに関しては感想かけずじまい・・・でも、ホ・ナムジュンさんのこと覚えていました〜。圧倒的に、今回の役柄のほうがリラグマ好みでした。
パニック障害の発作が時々出ているキム部長。その兆候は、もうすでに第二話あたりの、同僚の自殺未遂でお見舞いに行ったときに、家族に嫌がられて帰されるエレベーターの中で、胸がキューっとなっていて、やばいんじゃないの?キムナクス!!となっていましたが、あれが、とうとう悪化していくんですねぇ。
でも、人目が気になって精神科に行きたくないキムナクス。運転中の発作で交通事故までおこしてしまい、とうとう奥様に連れて行かれてしまいます。このあたりの演出もリアルでした。。
自分を裏切り続けたら、心は病んでしまうんですねぇ。現代病とも言われる鬱やパニック障害・・・。いかに多くの人々いが、自分を裏切り続けているのかと思うと、切なくなります。最終話では、乗務も発作おこしてましたよね(TT)
鬱やパニックは真面目で純粋、心清らかな人がなるものだと思っているリラグマです。つまり、なんだかんだいって、キムナクスとペク常務、そして同僚のホ・テファン、彼らは純粋だったのかなと。で、ト部長は精神の病には至らずで、やつは不純なのか?な〜んて考えちゃいますね💦
そして、人目が気にならない精神科、あるではないか〜〜!あの不動産詐欺物件のところの精神科!そこへ迷わず行くけど、同じ不動産詐欺の被害者とわかって、知的レベルが同じだと見下したものの、うまくカウンセリングにたどり着けるあの流れや演出も、実に素晴らしかったです〜。そして、ここから少しずつ魂が解放されていくんですよね〜🌿
そして最高のカウンセリングは、まさかの“トイレの個室”という斬新なシチュエーション(笑)🚽✨他人と向かい合って私的なことを話すことに抵抗があるキムナクスに寄り添いながら、先生が個室の隣に入って壁越しに話を聞くという、ある意味で究極のプライベート空間。
皮肉にも人が寄り付かない物件(笑)不幸中の幸いか、誰もいないビルのトイレを占領しながら、心の奥をさらけ出すカウンセリング風景は、一歩間違えばコントのようなのに、とても尊くて胸に響きました〜🌙✨こういう「その人に合わせた形で心を開く準備をしてくれるカウンセリング」って、愛が深いなあと感じてしまいます。
受験から会社までずっと競争の中を走り続けてきた人生を先生に指摘されても、「競争することはストレスではない!」と強く言い切るキムナクス、その言葉の裏に、本当はずっと傷ついてきた心の声が隠れているのを、先生はそっと見抜いているのですよね。
優秀な兄と比較され続け、親からも価値の低い存在のように扱われてきた幼少期。兄のもとを訪ねて、ずっと胸の奥に残っていた「悔しかったこと、悲しかったこと」をようやく吐き出しても、兄はほとんど覚えていない。その瞬間の、なんとも言えない切なさ…。
けれど、兄も兄で結局のところ、幼少期は成績トップだったけど、大学受験と就職でキムナクスに負けてしまい、そこからの兄の魂の解放も行われた、25年だったのかなぁ、、と感じさせる、粋な🍌バナナの贈り物🍀ああ、最高のドラマだなぁ。
先生自身も、大病院での派閥や裏切りに疲れて独立したと思わせるセリフの流れ、脚本もきいてます!!ほんと、役者、脚本、演出の、すべてが素晴らしい〜ドラマなんですねぇ。キムナクスとどこか通じ合う人生を歩んでいて、お互いが同じ不動産詐欺で騙されるという、この絶妙な運命のイタヅラ・・・(笑)
不動産詐欺は確かに引き金にすぎず、もともと会社でも限界が近づいていて、幼少期も家では兄との成績競争、親の差別的な扱い…そんな幼少期の傷がずっと積み重なっていたことを、カウンセリングを通して少しずつ理解していくキムナクス。
最後に、お兄さんに学歴も職歴も勝って、「嬉しかったですか?」と先生に問われた瞬間、ふっと表情が変わり、心優しい純粋なキムナクスの一面が見えてきて、あたたかくもせつなく、ジーンときてしまいました😢
人生の大きな節目に、必要な人と出会い、必要な場所に導かれ、気づくべきテーマが浮かび上がる、まさに宇宙の采配を感じるエピソードでしたね〜✨🌌
妻ハジンは、スピリチュアリスト!

奥さんがちょいちょい座禅🧘♀️を組むあの描写、本当に象徴的で大好きなんです。宅建の勉強で追い込まれているときも、キム・ナクスが不動産投資で騙された事実を知ったときも、彼女はまず“整う”ことから始めるんですよね。あれこそまさにスピリチュアルそのものだと思っています✨
そして最終話、キムナクスと喧嘩して先に帰ってしまうハジン。キムナクスが帰宅したら、ハジンはソファで坐禅をくんでいました♥️ハジン〜〜🧘♥️
その後ハグをして和解しますが、このシーンがたまりません〜。🍃心がザワつくときほど深呼吸し、雑念を手放し、自分の中心に戻ってから物事に向き合う——これは難しいようでいて、実は人生を大きく支える大切な習慣なのです。
決して占いやスピ系の言葉を口にするタイプではないのに、行動そのものがスピリチュアル。ハジンだったからこそ、夫婦は崩壊せず、むしろどんな危機も柔らかく受け止めながら乗り越えていけたのかな、と感じますよねぇ💫ハジンさんはまさに内助の功とも言える存在だと思います🌿✨
夫のために犠牲になるのではなく、自分の軸を保ちつつ家族を支える存在。これこそスピリチュアルな意味でも非常に価値のある“内助の功”の形だと言えます🧘♀️✨💖
スピリチュアルの本質って、派手な儀式よりもこういう「自分を真ん中に戻す習慣」に宿っているのだと改めて思わせてくれる場面でした。怪しいものではなく、もっと生活や日常に落とし込んで行きたいというリラグマの思いがあるわけで、嬉しかったです〜。
夫婦という関係は、2人の波動が混ざり合う共同体のようなもの。その中で誰か1人が整っていると、もう1人も自然と安定していくんですよ〜。ハジンの坐禅は、家族全体を落ち着かせるヒーリングのような役割を果たしていたのだと思います🌙✨
やはり、なんといっても、やっぱりスピリチュアルは人生の要なんですって!奥さんを見ていると、それが本当に伝わってきます。韓国ドラマのヒューマンものは、こういうことを感じさせる作品が実に多く、そういう方のつくる作品は、本当に癒やされます。
キム部長の物語の中で、奥さん・ハジンさんという存在は本当に“光”のように感じられます🌿💫派手でも dramatic でもないのに、彼女の一つひとつの言動が物語全体をしっかり支えていて、まさに地に足のついたスピリチュアルそのもの。ラストシーンの裸足の散歩もきいてきます!
現実と精神のバランスを見事にとりながら、必要な瞬間にスッと「整う」のが、なんとも言えず魅力的なんですよね🐻✨現実を冷静に見つめながらも、冷たいわけではなく、常に柔らかな包容力を持っている。夫が古い価値観にどっぷり浸かっていて、ある意味で“ガラパゴス化”しているタイプなのに対し、ハジンさんはまったくブレずに今この瞬間を生きている。
さらに、若い頃から妻のほうがしっかりしていて、夫を軽やかにリードしてきたことが随所に描かれており、この2人のバランスの良さに思わずうなずいてしまいます😊
希望退職で、真っ昼間に帰ってきた夫を見たハジンさんは、状況を一瞬で察し、強めに茶化しながらもそっと抱きしめるのですよね。「ミヤネ(ごめん)」とつぶやくナクスに対して、謝らなくていいと、「お疲れさま」と優しく包み込むあの抱擁シーンは、、涙腺崩壊でした😢💗
長年連れ添った夫婦だからこその呼吸感、言葉以上に伝わる深い信頼。ドラマ全体でも指折りの名場面だと思います。🌙✨
息子スギョムも、なんとも可愛んです〜。
職を失い、退職金も騙し取られ、運転代行で何とか収入を得る日々の中、キム部長一家の信頼関係は大きく揺らいでいました🚗💨。パニック発作で交通事故まで起こしてしまい、自分の弱さや失敗に直面する日々。一時は家族から非難されることもあった息子スギョムも、やはり優しい子です。父を思いやり、遠距離の運転代行に、マイカーで付き添ってあげます🌿💫ここもほっこりしました〜。
運転代行中、酔ったお客様が臭い足を運転席にのせてしまったとき、スギョムはすぐに気遣い、クラクションでお客様を起こして父を守る行動を自然にとります。父が寒いと言えば、あの謎の(笑)『LOVE LIVES HERE』ロゴパーカーを取り出して一緒に着るなんて、心が温まります🧥✨。
そのパーカーは物語の中で幾度も登場し、『LOVE LIVES HERE=愛がここにある』というメッセージとともに、親子の温かい時間を象徴しているように感じます💖
さらに、親子でEGG DROPのふんわりスクランブルエッグ×ブリオッシュのエッグサンドを食べるシーンもあり、これがまたほっこりします🥪✨。韓国で人気のエッグサンド専門店「EGG DROP」が2025年11月22日に東京・青山に日本初出店し、ソウルに行かなくても東京で楽しめるそうです。食べてみたいですね〜😊フランチャイズ募集中のようですよ。
そして、代行が終わった帰り道、今度はキムナクスが運転し、スギョムを乗せて家に帰ります。車内での会話の途中で寝入った息子をそっと家に連れ帰るシーンは、まさにロードムービー🚗🌙。日常の中にある深い親子の絆を感じさせます。
そういえば、兄からもらったバナナを精神科の先生と一緒に食べながら話すシーンも思い出しましたが、先生から「親からもらえなかった愛情を息子に注いでいる」と言われ、そんな自分に気づくキムナクスの姿も、心にじんわり沁みる名シーンでした🍌💫。こうして家族の愛を再確認しながら、ナクスの心も少しずつ整っていく——まさに「LOVE LIVES HERE」の世界ですね💖✨
💛 11話のラスト、あのシーンは、もう『Grace』でした。
どうしても忘れられないのは、やはり11話のあの川沿いのシーンなのです🌿💫 突然の解雇に見舞われた妻ハジン、そしてペク常務の頼みを聞き入れる決意をしたキムナクス、2人は外で大喧嘩になって、ハジンからプライドを守っていると指摘されてしまいます💧。その言葉は、息子スギョムからも突きつけられたものでしたよね。

酔いつぶれたナクスが川沿いのベンチに座り込み、静かに自分の過去と向き合うあの場面――あの演出の深さに、本当に感動いたしました。嗚呼、大好きなドラマがどんどん増えて行くじゃないですか〜〜✨。突如現れるのは、キム部長。それは、かつてのナクスが握りしめていた肩書きやプライド、外側の成功の象徴そのもの。
あのシーン全体に満ちていた“気づき”、“手放し”、“自分に戻っていく感覚”。まさに「Grace」の世界観とぴったり重なっていたのです🍃💫。もう脳内では藤井風さんの「Grace」が流れていました🎹🌈
風さん、もう世界のKazeさんになってしまいましたが、昨今の目まぐるしい躍動、心が追いつかないほどの進化っぷりに、誇らしい気持ちやらさみしい気持ちやら、、来年なのか、国内ツアーたのしみでなりません。チケットあたれ〜〜!
キム部長の「プライドを守ってなぜ悪いのか?」、その本音を言いはじめてから、いったんすべてを受け入れ、ありのままの自分を愛そうとする、あのセリフは、本当に感動的で癒やしに満ちていました。この一連の流れこそ、キムナクスのブロック解放、そしてハイヤーセルフとの出会いの瞬間だったのではないかと感じています🌟。
家族を守っていたつもりでいたナクスが、実は家族に守られていたことに気づく――その優しい真実が胸に広がりました。そして、褒美もなく走り続けてきた過去の自分に「ごめん」「ありがとう」と語りかけ、和解する姿……。
この“キムナクスとキム部長の対話”は、まさに“本当の自分との対話”で、涙なしでは見られませんでした🥺🌿。
自分を思いやる余裕すらなかった日々を振り返りながら、心からの感謝を伝える姿には、ホ・オポノポノの世界そのものが広がっていました🕊✨。
また、ブロックが解放された瞬間、泣き崩れるキム部長の姿はまるで小さな子ども。インナーチャイルドがようやく涙を流せたような、抱きしめたくなるほど愛おしい時間でした🥹💖。そして、そのリュ・スンリョンさんの泣きの演技力に、ただただ脱帽です。もう子どもが泣きじゃくるような泣き方、もう一度、この場面に注目して観ていただきたいほどです。リラグマ、10回くらい観ちゃいました(笑)
その後、ナクスは走って家に戻り、ハジンさんをぎゅっと抱きしめて謝罪します🏃♂️💨。ここからの夫婦のシーンがまた、本当に優しくて胸がぎゅっとなります。
退職して戻ってきたナクスを、明るくからかいながらも深く包み込むように慰めるハジンさん。そしてこのラストの、言葉を交わさず寄り添う抱擁……。ハジンさんが先にナクスの背中をさするんですよねぇ。。あの仕草に、夫婦の愛のかたちが滲んでいました😭🌼。そこでようやく「ごめん」という言葉が出てくるナクスの姿にも、深い妻への信頼が見えた気がします。
最終話まで観て改めて、このドラマは“素敵な夫婦の物語”でもあったのだなぁと、しみじみ感じています💛✨。
心がそっと温まり、優しさが静かに広がっていくような名シーンでした。パートナーシップを考えさせられるエンディングです。
ト部長の敗因、どう思いますか?
いやぁ、最初に登場したときは、いわゆるシゴデキ!非の打ち所がなさそうな感じ、部下にも支持され、最高な上司、みたいな雰囲気を醸し出していましたよね。
でも、プライドのかたまりだったキム部長が、見栄を張って常務と同じ、プラダと思われるロゴのバッグを買うあたり、あそこのシーンも爆笑させてもらいましたが、ト部長のバッグも同ブランドだったけど、それよりは自分が買ったバッグが高くて喜んでいるシーンありましたよね〜。
購入したマンションも高級!でも、後に義両親名義とわかりますが💦(つまり結婚されていたんですね。笑)彼も、実はプライドの塊だったんですよねぇ。でも、通常、社内では安っぽいサンダルを履いていたり、高級な車は持っていなかったり、でも、バッグはそこそこのブランドだったり、気前良く部下に差し入れとかしていたり、うまくやってたようですよねぇ。
でも、ラストシーンで昇進が失敗に終わった際、なぜ自分はだめだったのかを、しつこくキムナクスに尋ねてくるあの場面……原因がわからず苛立ち、19年も費やしてきたのになぜ役員になれないのかと絡んでくる姿は、まさに“外側の成功だけ”に執着してしまった苦しみそのものでした💧。うだうだくだを巻いた挙句の果てに嘔吐😨、もう哀れで見ていられない、酔い倒れぶりでしたね。
プライドには、大きく分けて「魂を輝かせるプライド」と「エゴを守るプライド」があると思います🌿。キム部長は、エゴを守るプライドを手放したあとも、“魂を輝かせるプライド”はしっかりと持ち続けていました。一方で、ト部長は、いつの間にかその大切な魂を輝かせるプライドを失っていたんだろうな、と思いました。特に後半は、エゴまみれでしたよね。
残ったのは外側の評価ばかりに依存した“薄っぺらい自尊心”。その象徴のように見えたのが、昇進に失敗してからの、あの品位を欠いた振る舞い、それは本性だったのかな……と感じてしまいました。ああ、本当に哀れで切ない姿でしたよねぇ💧。
キムナクスが洗車の仕事をしている場所に、偶然を装って訪れて洗車を頼んだり、ATC役員専属の洗車職に就いた際に高級そうな薬菓を差し入れたり、元キム部長の部下を会議に入れなかったり……。こうした“露骨な自己顕示”の数々は、まさに外側の評価だけにすがるプライドの典型で、どこか空虚で、ださい姿でもありました💨。
酔いつぶれたト部長の代行運転をしてあげるキムナクス、車中で「お前の車を洗いたかった」などと、プライドもなく素直に語る姿に驚き、「あなたを変えたものは何か」「一体何があったのか」と尋ねてくるト部長。彼は、自分の生き方のズレに気づきはじめていたのでしょうね。
家に送り届けたあと、ト部長がお金を差し出す場面も、どこか“品のなさ”を象徴するようでしたよねぇ。。そのうえ迷惑の上塗りのように、またも「自分が落選した理由」を聞いてくるのです。そこで、キム部長は静かに問います。「なぜ役員になりたかったのか」と。続けて、「なぜ落ちたかではなく、何のためにそこまで必死で生きてきたのかわかるか?」と。
この問いに答えられないト・ジヌ……。最後に「自分に正直になれ。そうしたら楽になる」と言い残し、去っていくキムナクスの後ろ姿が、また最高にかっこよかったのです〜✨。そう、自分に正直になった者ほど強いものはいないのですねぇ。
「負けた……俺の負けだ」とつぶやくトジヌ。この瞬間、彼はようやく“外側の成功や評価だけでは生きられない”という、人生の大事な真理に触れたんだろうなぁと思いました🥺💫。
しかし、部長ト・ジヌ役のイ・シンギさんは、この人生ゲームに勝っていますよ〜(笑)こんなお歌が上手だなんて〜。キム部長を観ただけでは知り得ないかもしれない、イ・シンギさんの魅力も同時にお伝えしておきます!
脱線してしまいましたが💦軌道修正いたします・・・。
「俺の負けだ」と認めたものの、すぐにキムナクスのような生き方に切り替えないあたりも、とてもリアルで良かったです。人は気づいた瞬間に変われるわけではなく、でも気づいた分だけ、少しずつ変わっていくものですものね。
私たちが本当に守るべきなのは、外側のきらびやかさではなく、心の奥にひっそりと灯っている“静かな尊厳”、そして“魂の輝き”なんだと思います💛。このドラマは、その大切なことを丁寧に思い出させてくれる作品でした。
妻との裸足の散歩のシーンも最高でしたねぇ。たられば話に花を咲かせながら結婚生活を振り返り、選んだ先に現れた現実こそ正解だったのだと語るハジン。ここにも真理が語らえていて感動いたしました。
人生で起こることって、不思議なことに、すべて必然なのかもしれないと思うリラグマなのです🌸 日本の教育者・思想家で、特に「道徳教育」や「人間学」に関する考え方で知られている森信三さんのいう、『最善観』を思い出しました。
また、松下幸之助さんの言葉でも、自分に訪れる出来事はすべて必然で、ちょうどそのタイミングで起こるもの、というのがあったと思いますが、それを考えると、気持ちが楽になりますよね💫 もちろん、困難や悩みもありますが、それさえも私たちが成長するための大切な糧なのだと思うと、前向きな気持ちになれます✨失敗なんて、ないんです。
だから、今日のちょっとしたつまずきや思い通りにいかない出来事も、ありのまま受け入れてみる。すると、不思議と心が軽くなって、少しずつ自分らしい毎日を楽しめるようになるんだなぁ。😊 完璧じゃなくても大丈夫、すべては自分にとって最善のタイミングで起こっているのですから🌿
そして「ゆっくり歩こう」と言って、裸足で土を踏むあの姿は、まさに第一チャクラを整えるグラウンディングそのもの🌏✨。「ようやく地に足をつけて生きていくんだろうなぁ……」なんて感じました。そして自撮りで記念撮影する二人の可愛さといったらもう……たまりません。
ところで、最終話12話のタイトルは「にわか雨」でしたね。
洗車中に降り出したにわか雨。ナクスはあわてて作業を止め、車を移動させて休憩します。ソファに腰かけて目を閉じると、走馬灯のようにこれまでの“どしゃぶり人生”のハイライトシーンが蘇り、罵倒の言葉から、徐々に“労う言葉”、エールへと変わっていく。
にわか雨は、人生の不確実性や困難、そしてそれらが、“必ずまた晴れる一時的なもの” であるという、希望を象徴しているように感じました。

そして最後の最後に、アサン工場のイ班長の「お昼だよー!」(자, 밥 먹자!:チャ〜、パン モゴジャ〜!)😂あの一声でふっと心が緩んで、最高にほっこり。勇気とエネルギー注入です!
いやぁ……本当に良いドラマでした。
そして、OSTまで最高すぎませんか??
WOODZ(ウッドズ)「행진곡(March)/行進曲」
エンディングで静かに流れはじめる瞬間、胸にすーっと沁み込んでくるWOODZ(ウッドズ)さんの「MARCH」。3月?春?旅立ちと思いきや、行進の方だったんですね。実は女性かなと思っていたのですが、WOODZさんの透明感と深みをあわせもつ声に、まるで心をそっと抱きしめられているような感覚になります。もう、歌うますぎます……🤍。
WOODZさんは、本名チョ・スンヨン(曹承衍)。1996年8月5日生まれで、もともとは5人組グループUNIQのメンバーとしてデビューしたアーティストです。作詞・作曲・プロデュースまでこなす多才さに加え、ラップも歌もこなせるオールラウンダー✨。“WOODZ”という名前には「森の木々のように多様な音楽を志す」という想いと「根は重く、枝は軽く」という、美しいモットーが込められているそうです🌳。
この曲は、ドラマ全体が描く“人生という長い行進”を静かに照らすようで、聞くたびに自分のペースで歩いていいんだよ、と寄り添ってくれるような優しい波動があります🍃✨。
イ・ジョク(Lee Juck)「Le Solitudinaire/ひとりだった」
なんて胸に沁みる曲なんでしょう……。イ・ジョクさんの歌声には、どこか“空気を澄ませる”ような浄化力がありますよね🌙。
イ・ジョク(Lee Juck)さんは、1995年デビューのベテランシンガーソングライターで、韓国では知らない人がいないほどの国民的アーティストだそうです。文学の香りが漂う歌詞と、物語を語るような歌声が特徴で、心にそっと届く歌声と、自分で作詞作曲まで手がける本格派のアーティストなんですねぇ🎵
「ひとりだった」というタイトルどおり、孤独の中を歩いてきた人の痛みや、そこに宿る優しさを描いた楽曲で、ドラマの“内面に潜る時間”と絶妙にリンクしています。ひとりだった時間があるからこそ、出会えたもの、気づけたことがある。そんな、人生の静かな真理が響き合うような一曲です🌌✨。
クォン・ジナ(Kwon Jin Ah)「나의 소년(Boyhood)/私の少年」
ソウルの家から大企業へ向かう日々のキム部長を包み込むように流れる、クォン・ジナさんの「Boyhood」。
Kwon Jin Ahさんは、韓国のシンガーソングライター、JTBCの音楽番組“Superstar K6”を通して注目された実力派シンガーだそうです🤍。やわらかくて透明感のある歌声が魅力のアーティストです🎵 🌸 R&Bやポップを中心に、時にはロックやジャズの要素も取り入れ、幅広いジャンルを自由に行き来する柔軟さもある方だそう。
日本の曲もカバーされている動画がいくつかあり、お上手です〜。先日ドハマリしていたドラマ『ウンジュンとサンヨン』でもOSTに参加されていました。
この曲は、“誰もが心のどこかに持っている少年時代”――あの頃、純粋に信じていたもの、まっすぐに夢を見られた時間――を優しく呼び覚ましてくれるような不思議な力があります。キム部長が大人としての責任や重圧を抱えながらも、心の奥に眠っていた“素の自分”に少しずつ触れていく物語と、美しく重なるんですよね🥺🌿。
大人になればなるほど忘れてしまいがちな「本当の自分」。この曲はその扉をそっとノックしてくれる、“インナーチャイルドのテーマ曲”のようにも感じました✨。
いやぁ、OSTまでこだわり抜かれている韓ドラは、やっぱり最高です🌸 観ているこちらの心までふわっと解きほぐされるようで、まるでブロックが外れるかのような癒やしとヒーリングを体感できる作品でした💫
この漫画も読んでみたい〜。韓国語、翻訳してほしいです〜。
笑いのシーンもしっかり用意してくれる、そのサービス精神旺盛な韓国エンタメには、改めて感動せずにはいられません😊 観終わったあとも、心がじんわり温かくなる、そんな贅沢な時間を届けてくれる作品でした✨ぜひ、ご覧になってみてくださいね♪